水彩画　肉筆　板画　表サイン・印　裏サイン・印（本人保証） 「死ぬまでに１作でいいから平和を祈る作品を残したい」と願った平山郁夫画伯の、学生時代（東京芸術大学）に描かれたであろう作品です。 　日本画を目指す多くの画家がいつかは描く富士。さすがにこれは見事なもので、のちにシルクロード・仏教画で大成した偉大な画伯の若き日を彷彿とさせる資料であり、名作であると当方は考えております。画布が買えず板面に向かって一心に描いていることを想像するだけで、その修業時代の一途な思いが伝わってくるでしょう。 　元のオリジナルの額縁は汚損しておりましたので、当方にあった額縁に入れ替えました。ご希望であればそのオリジナル額縁も添えてお譲りいたします。 　鑑定はありませんが、サイン・印章とも間違いありません。 　また写真は明るめに出ておりまして、実際の絵のほうが暗い部分が濃く描かれております。 　頂上の左上の空の部分に１センチ弱の擦過傷があり板目が露わになっておりますが、当方はこれに手を入れておりません。（頂上の真上にもわずかな傷があります） 　写真のみでご判断いただきますが、ご納得の上でのお買い上げをお願いいたします。（価格のご交渉も可能です） 　額寸:天地40.3センチ×左右49.3センチ 　画寸:天地24.3センチ×左右33.4センチ