山城伝の名工 筑前信国の刀です。

信国派とは山城了戒一派の刀工で、室町時代に宇佐八幡宮に招聘され九州で作刀を始めます。
江戸時代には福岡藩の藩工となり幕末まで活躍します。


信国派は「のたれ」刃が有名ですが、
新々刀期には、同福岡藩の福岡石堂の影響を受けて丁子刃を焼くようになります。


この刀は丁子刃の信国なので、福岡石堂の影響を強く受けているのでしょう。

調べれば分かりますが、筑前信国と言えば刀剣店では百万円は下らないと思いますが、
長さが2尺と少し短いので格安で出品します。
※もしこの価格で売れなければ研ぎに出して自分のコレクションにしようと思っています。





日刀保の鑑定は審査に半年程かかるので、銃砲刀剣研究会に鑑定依頼を致しました。
銃砲刀剣研究会の鑑定者は日刀保の鑑定の講師をつとめた方なので信頼のできる鑑定と思います。




古研ぎですが元幅、元重もたっぷりあり、非常に健全な刀です。
拵えも新らしいものにしました。


柄は関西の武道具商社の居合用のものです。
鞘は居合用の合わせです。

ガタツキはございません。








銘 無銘(筑前信国)

長さ 60.4cm
反り 1.8cm
登録証番号 78155

先幅 2.0cm 元幅 3.1cm
先重 7mm弱 元重 8mm

刀身重量 630g
（素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます）





肌が出て美しい刀です。

古研ぎですが、目立つ錆もなく十分鑑賞に堪えると思います。
とはいえ、せっかくの信国なので化粧研に出す事をお勧めします。




ハギレ・曲がり等の致命的な欠点はございません。
本鍛錬の古い刀なので、鍛疵等は当然ございます。

画像を見て自己責任の上でご入札願います。
骨董品のため、完璧をお求めの方、神経質な方はご落札をお控えください。
品のため、ノークレームノーリターンでお願いいたします。



送料はヤマト着払い(千葉県発送)となります(140～160サイズを想定)
https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/search/estimate/ichiran.html xkcrx ・・・ 上記の画像は フォトアップで掲載しました ・・・