ミレニアムやマンケル等、数多くの傑作が生まれている北欧ミステリーの元祖であり最高峰。
ペール・ヴァールーとマイ・シューヴァル夫妻が生み出したこのシリーズを超える作品は、いまだに生まれておりません。それほどまでに面白いです。

高見浩さんの本訳も非常に作品の本質を伝える魅力溢れるものです(マルティンベックは高見訳でないと、と言われているのも頷けます)。

残念ながら、柳沢由美子さんの新訳版が半分までで休止となり「サボイ・ホテルの殺人」以降の作品はこの旧版でしか読めません。

今後、ますますの入手困難と価格高騰が予想されます。実際、アマゾンでもなかなか高額となっており、特に後半3冊は高価です。

状態は写真の通りで、普通の古書として悪くないと考えます(最初の3冊は、ややシミ濃いめです)が、あくまで古書ですので、そこはご理解ください。

全巻揃えるのは年々困難になってきておりますので、この価格はお得かと思います。ぜひこの機会に！